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Amazon輸出で稼ぐ今後の戦略とは?
Amazonのアメリカ本社が先日2015年1月29日付で発表した2014年における決算内容を見て見る
と、何と世界全体で890億ドル(日本円で約10兆円)の売上を上げているのがわかります。
これは通販業界でも驚異的な伸びで、毎年売上を伸ばし続けており、今後もさらに伸ばし続ける
可能性が極めて高いと考えられるのです。
今ではAmazonはインターネット通販ビジネスの中では世界ナンバーワンの存在になっています。
このAmazonの売上の70%近い数字をアメリカとカナダで上げているのです。
これまでAmazonは、ネット通販の特性を生かし、ロングティールの考えをもとに、今では
売っていないものがないぐらい、あらゆるアイテムを販売して来たわけです。
「このAmazonの本当の最終的な目的は、いったい何でしょうか?」
それは、インターネット通販でありながら、実店舗に負けないサービスを提供することなのです。
では「インターネット通販と実店舗の最も大きな違いは何か?」
それは、「欲しい物が直ぐ手に入るかどうかです。」
インターネット通販がこれまで唯一実店舗に勝てないと考えられてきたのが、ここです。
お客様は、自分が欲しいと思った商品や買いたいと思った商品は、直ぐに手に入れたいのです、
お店に行けば直ぐに手に入れることが出来ますが、ネット通販では、注文してから届くまでに
はどうしても時間がかかってしまいます。
そうなるとネットからは購入をしないお客さんもたくさん出てくるわけです。
ここだけはネット通販が、いくら実店舗より価格を安くしても勝てない部分なのです。
Amazonが目指す究極の目的は、この部分をぶち壊しネット通販でありながらも、欲しいものを
直ぐ手に入れることが出来るシステムを作り、お店で買ったのと同じ状況を作り出す事なのです。
ようするに、「いかに早く商品を顧客に届けるか?」と言うことなのです。
Amazonは、この目的を達成するために都市部に大きな倉庫を作って来たりロボットを導入したり
配送にドローンを導入したりといかに早く商品を届けるかを常に考えて来たわけです。
Amazonは、この目的を達成するために、これまで様々なルール変更やFBA販売を推奨するような
事を行って来ているわけです。
Amazonの本音と言うのは、とにかく商品を顧客に早く届けたいのです、そうなれば当然ですが
Amazonとしては、FBA販売を推奨するような流れになって来ているのです。
Amazon米国は圧倒的にFBAの方が高く売れて利益が取れるという真実 |
下記のデータは、Amazon米国のFBAで売れている商品のデータです。
US価格=無在庫販売価格です、このデータを見るとFBA販売の最安値の方が無在庫販売価格より
圧倒的に高いことがわかります。
そして、当たり前ですが利益も圧倒的にFBA販売の方が大きいのです、無在庫販売では赤字でもあ
ってFBA販売の方は圧倒的に利益が出ています。
Amazon米国は圧倒的にFBAの方が高く売れて利益が取れるのです、決して無在庫販売が
だめと言うわけではありません、Amazon欧州では無在庫販売でもしっかり売れています。
Amazon輸出ビジネスで成功するには、戦略を間違えてはいけないと言うことです。
今のAmazon輸出ビジネス戦略でベストであり初心者でも売れるのは下記の戦略です。
Amazon米国・カナダ ⇒ FBA販売
Amazon欧州 ⇒ 無在庫販売 |
この中でも、特にAmazon米国のFBAは、欧州とは異なりVATの問題や知的財産権などの問題も
なく初心者の方でも非常に取り組みやすく圧倒的に結果が出やすいのが米国FBA販売なのです。