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無在庫で損しない価格で売って利益の出るカラクリとは?
FBA販売には、直接関係はないですが、Amazon輸出ビジネスの知識として知っておいた方が良い
ことがあるので書いておきたいと思います。
昔から良くいただく質問で「Amaozn輸出の無在庫販売で利益がほとんどないはずの価格で売って
いるセラーさんがいるのですが、あれはどう言うことなのでしょうか?」と言うのがあります。
実はこれには色々理由があり、価格を間違えているセラーさん、最初は利益を度外視して実績を貯
めるセラーさん等がいるのですが、実はそれでも利益が出る大きな理由、つまりはカラクリがある
もです、なぜこれまでそのカラクリを書かなかったのかと言うと、ビジネスとしてはやり方が邪道
であることが1番の理由です(笑)
やり方考え方は、邪道ですが、利益はとったもんが勝ちと言えば勝ちなので、言い悪いの判断はつ
けられませんが、そのカラクリを書いておこうと思いますが、カンの良いセラーさんなら簡単に分
かると思うのですが、「損しない価格で売って意味があるのか?」なのですが実はあります。
では一体どこに、何の意味があるのか?なのですが、、、、、そのカラクリはこれです。
「輸出商品の仕入れにかかった消費税の還付」を受けてそれを利益と考える事です。
いつたいどのくらいの金額が戻るのか?と言う事ですが、例えば単純に月商100万円だったとす
ると、仕入れ代金は、約925,000円の消費税が約74,000円となります、この金額の商
品を日本で仕入れて海外に100万円で輸出した場合(分かりやすくするため送料は除きます)
利益は単純に0です、しかし、この輸出の仕入れに掛った消費税は手続きをつれば戻って来ます。
赤字にならない金額で販売さえしておけば、消費税の還付を受ければその金額は戻って来るわけで
す、これが国内で販売していれば、還付なんてありませんが、海外に輸出した場合には、戻って来
るのです、ようするにこれを利益として考えるというやり方です。
月に100万の売上だった場合には、74,000円の消費税になるので、年間1,200万の売
上があった場合には、888,000円の還付があるのでこれがまるまる残ることになるのです。
実際には返品やら返金やらがあるので、この通りにはなりませんが、仮に利益を数%でも載せてい
ればほぼ確実に残る金額になって来るのです。
ましてや消費税は8%から来年には10%になる予定です、先送りになった所でいづれは実施され
るのは確実です、そうなればもっと大きな金額が返って来ることになります。
ただし何度も言いますが、これは邪道です、邪道以外の何者でもありません、されど利益が残った
ものは勝ちは勝ちです(笑)
こんな手も有ると言う事です、そう考えれば利益が7%しかなくても還付を入れれば単純に15%
ぐらいの利益は言うことになるわけです、実際にはもう少し少なくなりますが、誤差数%内の利益
は残るということは出来ますね。
ただし、これだけを狙うのは邪道です、あくまでも参考程度にしておいて下さいね!!
Amazon米国 FBA販売でも当然ですが、消費税の還付は受けられますので、利益率はさらに跳ね上
がります、ただしFBAの場合は注意が1点あります、それは売れ商品の分しか消費税の還付は受け
られないと言う事です、まだ売れていない在庫分に関しては、還付の対象にはなりませんのでこの
部分は間違えないようにして下さいね!!